中国の”青森りんご”って?

Fresh Plaza 北米向けの業界誌抜粋記事

 

中国の青島市で栽培されている「青森りんご」についての記事

https://www.freshplaza.com/article/9347964/pre-orders-for-our-aomori-apples-have-increased-three-fold/

上記リンクの記載を私なりに要約致しました。専門的な翻訳と異なり、私個人の意見や解釈も含まれております事ご了承ください。 中国産の「青森りんご」は4、5年前から販売されており、2021年にカナダ、バンクーバーでも販売されてます。

青森りんごは中国・青島市で栽培されており、「青森 フレッシュエスト フルーツ サプライ 会社/Aomori Freshest Fruits Supply Co., Ltd.」という会社の商品です。日本の青森県のリンゴとは全く関係はなく、この会社名がリンゴのブランド名に反映されているという事のようです。 リンゴの特長は、歯ごたえはあるが、食べやすい硬さで、酸味も少なく、甘さは最上級、収穫最盛期には17%から18%の糖度になるとも書かれてあります。9月から12月ぐらいまで中国市場に出回り、この時期は例年ガーラリンゴのシーズンが終了し、フジリンゴのシーズンが始まる前になるので、ちょうどよい時期になります。この品種はあまり長期間保存できませんが、2~3カ月間ぐらいなら新鮮なままで保存可能。販売会社曰く、このリンゴはとても人気のある品種なので、お店に長期間売れ残るということはありません、と言われてす。コロナウイルス影響も懸念されたが、去年の小売販売は大成功に終わり、販売網も拡大しており、一度購入したクライアントが、昨年の倍を注文をするなど販売量が増えている。昨年の販売量は、第一週目で50,000㎏近くになったが、今年の販売量は昨年の2から3倍近くと見込まれ、750,000kgの仕入を予定している。

このリンゴの価格は、栽培が小規模で収穫量も限られており、価格は比較的安定している。栽培方法も最先端の技術を導入し、収穫されたものの中から、高品質のリンゴのみを選抜し「青森・ピンクビューティー リンゴ」として販売している。この会社は「青森リンゴ・サプラィヤー」として会社登録されていて、販売しているリンゴの品種は、「ピンク ビューティー」と「スイート トレジャー マウンテン」の2品種ある。両品種ともトレードマークの取得済み、パッケージデザインの知的財産護登録も済んでいると記事にあります。海外市場も率先して開拓していくと意欲を示しているようです。 以上

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